僕がスピーチを学んだ理由
Why I learn speech
自信があったスピーチ
2005年、自動車レースの主催に関わることになりました。レース直前の安全に対する注意事項説明や、レース中のアナウンス、レース終了後の表彰式など、大勢の参加者の前で話すことになりました。
そんな人前で話す経験を15年以上にわたりしてきました。一言も漏らさず伝えなければいけない安全に関する話や、楽しく盛り上げる表彰式など、人前で話す力を身に着けて来たつもりでいました。
数百人を目の前にして自信を失う
ところがある年、ホテルの大きなホールで数百人を前に話す機会をいただきます。今までの経験があるから、何とかなるだろうと思っていましたが、話し始めると緊張が先立ち、しどろもどろに「えーっと、あのー」を繰り返すことしかできませんでした。
冷や汗が背中をつたう印象だけが残る散々なスピーチでした。自信はあったのに場所や空気が変わるだけで何もできなくなってしまう。自分に嫌気がさし、それから人前で話すことが恐ろしくなってしまいました。今まで出来ていた安全の話、場を盛り上げる空気づくり。一切が怖くてできなくなってしまいました
パブリックスピーキングとの出会いで自信を取り戻す
そんな時、トーストマスターズという世界でスピーチとリーダーシップを学ぶ団体と出会い、そこでスピーチの技術を磨きました。さらに、セールスライティングを学び、その理論に基づいた、聞いている人が納得できる内容の原稿を書くことができるようになりました。
こうして2018年全日本スピーチ大会で優勝しました。
このことをきっかけに、現在はパブリックスピーカーとして、講演やスピーチ指導、ビジネスプレゼンテーション作成など、広く人前で話すことついてのサポートをさせていただいています。